これからPythonを始めたい初心者・入門者は、個人PCへのPython実行環境を準備する必要があります。
そのために、Pythonのダウンロード・インストールのほかに実行環境構築も実施しなければ使えません。
ここでは、以下の悩みをお持ちの方に読み進めていただきたいです。
- Pythonの金額や価格は?(無料?)
- Pythonのダウンロード方法がわからない
- Pythonのインストール方法がわからない
- インストール時の適切な設定がわからない
- Python実行環境を構築したい
これらの悩みを解決しながら、Pythonのダウンロード・インストールと設定・環境構築を解説します。
記事を読み終えると、Pythonのダウンロードとインストール完了、実行環境の構築まで準備できます。
Pythonはそもそも無料なのか

Pythonを利用したい人が心配する内容として、以下のポイントがあります。
- Pythonの金額/価格/費用はかかるのか
- そもそもPythonは有料/無料なのか
結論として、「Pythonは無料で利用できるオープンソースなソフトウェア」です。
そのため、Pythonは無料で利用することができるのでご安心ください。
Pythonのダウンロード
お使いのPCに対して、Pythonをダウンロードするため下記のURLにアクセスします。
Pythonは、公式サイトにて各OS用のインストーラーをダウンロードできます。

上記URLにアクセスし、利用したいOS用のインストーラーをダウンロードしましょう。

- Windows OS
- Mac OS
- Other Platforms
基本的に、個人PCを扱っている人は「Windows」か「Mac」を利用することになります。
また、一般的に「Latest(最新バージョン)」をダウンロードすれば問題ありません。
本記事では、2024/06/04時点の最新バージョンである「Python3.12.3」をダウンロードしています。
Pythonのインストール
お使いのPCにダウンロードしたインストーラーを起動します。
また、本記事では以下のOSに対するインストール方法を解説します。
- Windows用のPythonインストール
- Mac用のPythonインストール
Pythonのインストール|Windows
Windows用PCにダウンロードしたインストーラーを起動します。
起動すると、ウィンドウにてインストール画面が表示されます。

「Install Now」をクリックすると、インストールが始まります。
インストール中の画面へ切り替わるため、インストール完了まで待機します。

インストールが終了すると、「Setup was Successful」といったインストール完了画面になります。

以上で、プログラミング言語Pythonのインストールは完了です。
Pythonのインストール|Mac
Mac用PCにダウンロードしたインストーラーを起動します。
起動すると、ウィンドウにてインストール画面が表示されます。

「続ける」をクリックすると、「大切な情報」といった項目画面に遷移します。

「続ける」をクリックすると、「使用許諾契約」といった項目画面に遷移します。

「続ける」をクリックすると、画面上部からインストールを続けるために“同意する”かを求められます。
インストールを実行するために、“同意する”をクリックしてください。

次に、「インストール先」の選択になりますが、基本的に変更する必要はありません。

「続ける」をクリックすると、「インストールの種類」といった項目画面に遷移します。

ここで、インストール実行するためにPCのパスワード入力が求められるため、入力後にインストールをクリックしてください。

インストールが開始されたら、各ファイルがインストールされるまで待機します。

以上で、MacにおけるPythonのインストールは完了です。
Pythonのアンインストール
お使いのPCにダウンロードしたPythonのアンインストール方法を解説します。
また、本記事では以下のOSに対するアンインストール方法を解説します。
- WindowsにおけるPythonのアンインストール
- MacにおけるPythonのアンインストール
WindowsにおけるPythonのアンインストール
Windowsでは、以下2つのPythonアンインストール方法を解説します。
- Pythonインストーラーによるアンインストール
- Windows設定の「アプリと機能」を用いたアンインストール
Pythonインストーラーによるアンインストール
Pythonのインストーラーからアンインストールできます。
ただし、インストール時と同じインストーラーを利用してください。
インストーラーを起動し、アンインストールをクリックします。

アンインストールが開始されると、アンインストールまで待機します。


上記の画面が表示されたら、アンインストールは完了です。
Windows設定の「アプリと機能」を用いたアンインストール
お使いのPCにて、キーボードに搭載されているWindowsボタンを押下します。

Windows設定の表示画面にて、上部の検索バーからpython
と検索します。

インストールしたpythonを選択し、「アンインストール」の項目から実行すれば完了です。
Visual Studio Codeのインストール
Visual Studio Code(VSCode)のインストーラーをダウンロードして、自身のPCにインストールします。
以下のURLからVisual Studio Codeをダウンロードできます。


PCのOSに合ったパッケージの安定版(Stable)を選択してインストーラーをダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラーを起動すると、使用許諾画面が表示されるため、「同意する」にチェックし「次へ」をクリックします。

追加タスクの選択画面では、必要なオプションを選んだら「次へ」をクリックします。

インストール準備の完了画面で「インストール」をクリックします。

インストールを終えたら、「完了」をクリックします。
上記の操作にて、Visual Studio Codeのインストールが完了します。
Pythonにてローカル環境に仮想環境を作成する
Pythonで開発を実施する際、開発プロジェクトごとに専用の実行環境を作成し切り替えることができます。
また、開発用として一時的に作成する実行環境を「仮想環境」と呼びます。
ローカル環境で開発を進めるにあたり、venvモジュールを利用し仮想環境を構築します。
venvは、Pythonに標準搭載された仮想環境用モジュールです。
venvを利用することで、プロジェクトごとに分離したPython実行環境を構築できるため、各実行環境でそれぞれのパッケージを管理できます。
Pythonの仮想環境を構築する(Windows)
仮想環境を構築するには、任意のディレクトリで以下のコマンドを実行します。
はじめに、WindowsではPowerShellを起動させ、作業ディレクトリを作成します。
mkdir flask-project
ここでは、ディレクトリ名として「flask-project」にしています。
次に、任意のディレクトリに移動します。
cd flask-project
任意のディレクトリに移動したら、以下のコマンドを実行しポリシーを変更します。
Set-ExcutionPolicy RemoteSigned CurrentUser
また、変更できたか確認したい場合は以下のコマンドで表示できます。
Get-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser
応答で「RemoteSigned」が表示されれば変更完了です。
次に、以下のコマンドで仮想環境を作成します。
py -m venv venv
作成した仮想環境venvを有効化します。
.\venv\Scripts\activate
ここでは、Flaskによる実行環境を作成していきます。
pip install flask
作成した仮想環境にインストールされたパッケージを確認する場合は、以下のコマンドを実行しましょう。
pip list
Pythonによる仮想環境を構築でき任意のディレクトリのみFlaskをインストールできた状態になります。
上記のように、特定のディレクトリでFlaskによるアプリケーション開発が可能になりました。
Python製フレームワークのFlask

Flask(フラスク/フラスコ)は、Python製のマイクロWebフレームワークです。
Flaskは拡張性を持つ特徴があり、基本的に最低限の機能のみを提供するフレームワークになります。
必要に応じて様々な拡張機能を追加することで、小規模から大規模なWebアプリ開発まで多様なケースで利用できるよう設計されています。
これからPythonで本格的にWebアプリ開発へ挑戦したい人は、「【Python】フレームワークFlaskとは?インストール方法から環境構築まで徹底解説!」を一読ください。

Python製デスクトップアプリ開発

- デスクトップアプリの開発用ライブラリが豊富
- 自身の業務に合わせた業務効率化/自動化に利用できる
- exe化によるアプリ配布が可能
- Pythonコードのみで始められるため初心者が取り組みやすい
特に、プログラミングをPythonから始めた人はPython製デスクトップアプリ開発から進めるのもおすすめです。
また、代表的なPython製デスクトップアプリ用GUIフレームワークをまとめています。
ライブラリ名 | 概要 | URL |
---|---|---|
Tkinter | Pythonの標準ライブラリ | https://docs.python.org/ja/3.13/library/tkinter.html |
PySimpleGUI | 簡単でシンプルなGUIライブラリ | https://www.pysimplegui.com/ |
TkEasyGUI | PySimpleGUI互換のGIUライブラリ | https://github.com/kujirahand/tkeasygui-python/blob/main/README-ja.md |
PyQt/PySide | GUIツールキットQtのPython用ライブラリ | https://wiki.qt.io/PySide_Documentation/ja |
wxPython | 機能が豊富なGUIツールキット | https://docs.wxpython.org/ |
flet | Flutterを活用したPythonマルチプラットフォームライブラリ | https://flet.dev/ |
どれを使うか迷ったり、サンプルアプリを動かして学習継続するか決めたい人は「【Python】デスクトップアプリ作ってみた|開発例から配布方法まで解説!」を一読ください。

ブラウザ上の実行環境を実現するJupyter Lab|Notebook
Jupyter Lab(ジュピターラボ)とは、ブラウザ上で動作するプログラム対話形式型のPython実行環境です。
Jupyter Labを活用するメリットは、以下の項目です。
- ローカルサーバーによる実行環境
- データ分析の可視化がインタラクティブ(対話型)
- Jupyter Notebookより多機能
やはり、実行結果を逐次確認できるツールは、エンジニア/プログラマーにとって重宝されます。
また、Jupyter Labはオープンソースであるため、無料で利用できます。

グラフィカルな操作画面でPython実行環境を実現したい人は「【Python】Jupyter Labとは?インストールや使い方など開発環境構築まで解説!」で解説します。

また、Jupyter LabではなくJupyter Notebookを詳細に知りたい人は「【Python】Jupyter Notebookとは?インストールや使い方など開発環境構築まで解説!」を一読ください。

Google ColaboratoryによるPython実行環境構築

Google Colaboratory(略称:Google Colab)とは、教育機関や研究機関において機械学習の普及を目的としたGoogleサービスの一つです。
Google Colabは、Jupyter Notebookを必要最低限の労力とコストで活用できます。
また、Googleアカウントを持っていれば、ブラウザとインターネットを利用しプロジェクトを開始できます。
基本的に、プログラミング言語Pythonをメインに利用者が増加しています。
Google ColaboratoryでPython実行環境を実現したい人は「【Python】Google Colaboratoryとは?料金から使い方まで網羅的に解説!」で解説します。

本格的にエンジニアへのキャリアチェンジを考えてる人へ

プログラミングスキルを社内やプライベートで活用している人が増えています。
- 一部業務プロセスの効率化/自動化
- 分析システム構築による担当業務改善
- 社内公開によるチーム/プロジェクトの業務時間短縮
Pythonは特にデータ収集や分析に特化したライブラリが豊富なため、業務プロセスの一元管理やDX化に貢献しています。
また、プログラミングに触れてエンジニアへのキャリアチェンジを実現したい人の人材規模も年々高まっています。
一度、あなたのキャリアプランを振り返ってみてください。
- 収入アップが見込めている
- キャリアアップが見込めている
- 働き方を明確に決めれている
上記の項目をYESと答えられる人は、特に言うことはありません。
現在、エンジニアへのキャリアチェンジでお悩みの方は、「【Python特化】厳選したおすすめプログラミングスクール」を一読ください。

コメント